あらすじ

母を奪った宗教に、私は入信した。 神を信じるふりをして、神を殺しに行く。 多種族と魔法が共存する世界。差別、戦争、魔力暴走――あらゆる悲劇の原因が「違い」にある世界で、一つの宗教が急速に支持を広げている。 その名は、しあわせの聖光団。 彼らの教義はただ一つ。 「差異を捨てれば、人は幸福になれる」。 信徒たちは耳、角、翼、魔法を差し出し、他者との差を失うことで安らぎへ至ると信じている。 だがその救済は、苦しみを消すと同時に、人間らしさまでも静かに削っていく。 主人公ルゥは、母を奪ったこの宗教を壊すため、信徒として教団へ潜入する。 彼女の武器は剣でも魔法でもない。 人の本音を聞いてしまう耳である。

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小説を読もう2026/03/25
  • 現在の作品君の耳は、もう要らない