あらすじ

13歳の夜、全てが終わった。 影山統虎の兵が龍華寺に火を放ち、村を焼いた。天下統一の邪魔だった。ただそれだけの理由で、仲間も、法主も、唯一の幼馴染も灰になった。 生き残ったのは俺だけだった。 瀕死の体を拾ったのは、大天狗の月祭だった。怪異とも山の守護神とも呼ばれる存在。その掟破りの代償として、俺は怪異の魔王、山田に預けられた。 月祭には剣を学んび。山田には妖術を学んだ。 怪異を倒すたびに力が増していく。 山田を魔王を認めない怪異討伐 同時に気づき始める。 傷が消えるのが早すぎる。 怪異が俺を人間として扱わない。 影のように俺を追う狐月が、何かを知っている目をしている。 俺は何者だ。 5年後、18歳になった俺は影山の家来、桐島義仁に仕えた。人情のある主君だ。本当に気に入っている。それでも夜になると刃を研ぐ。 影山統虎。お前の首は俺が獲る。 たとえその先に、何も残らなくても。

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小説を読もう2026/03/25
  • 現在の作品鬼の血、人の刃