あらすじ
「吾輩は神である。そして今、猛烈にキレている」
全知全能の神(見た目:男)は、自分が創った中世魔法ファンタジー世界をモニター越しに眺めて絶望していた。
のんびりスローライフな世界を愛でるはずが、なぜか頼んでもいない「魔王」がカビのように次々と湧き出てくるのだ。
魔王が出るたびに、適当な人間を「勇者」に選んで丸投げする監視業務。
先代が魔王を倒してわずか三日、王都で凱旋パレードをしている最中に「第666代目魔王」が出現。
勇者が過労死寸前のブラックすぎる職場環境に、ついに創造主の堪忍袋の緒が切れた。
「やってられっかぁぁぁ!! 勇者が宿代に困るのを指をくわえて見てる神様の身にもなれ!」
神界のルール? 神は下界に関与できない?
そんなもの、決めたのは俺だ。だったら今、俺が変える!
全知全能の権能はそのまま。制限も封印も一切なし。
最強すぎる神様は、銀髪の有能(毒舌)秘書・ルナリエを連れて、ついに自ら下界へと降臨する。
「俺がルールだ。湧きすぎる魔王も、理不尽な物理法則も、全部まとめて直接(物理で)叩き潰してやる!」
これは、あまりに有能すぎて現場を荒らし尽くす創造主と、そんな主を淡々と追い込む秘書による、やりすぎ世直し観光記。