あらすじ
「ねぇ、刑事さん。取引しましょう?」
180人を殺したという死刑囚はそう言って甘い笑みを浮かべた。
凶悪死刑囚・セオドア・ウィリアムの担当になった刑事・ジョンソン。
犯罪者はニヤニヤと笑いながら、ガラス越しに甘く囁く。
「セオと呼んでくれたら、全部教えてあげるよ?」
最初は規則を盾に拒否したはずが、気づけばジョンソンはセオドアの取引に応じ、材料を差し入れ、秘密を共有していく……。
「残りを認めて終身刑なんてダサいことはしたくない」
そんなことを言っていた彼は、嘘をつかないはずだった。
ウソ発見器から始まり、死者の記憶を再生する装置まで作り、ついに司法取引の切り札を手に入れた今、セオドアは言う。
「成功したら、付き合ってよ」