あらすじ
2021年4月。京都呪術高専に、一人の規格外な新入生が入学した。
彼の名は、社城真尋(やしろ まひろ)。
御三家・加茂家の分家であり、崇徳院の血脈を継ぐ異端の一族「社城家」の次男。しかし彼は、呪術界において最底辺とされる「呪力ゼロ(天与呪縛・フィジカルギフテッド)」の肉体を持って生まれてきた。呪力を持たない出来損ない——そう蔑まれてきた真尋だが、彼には祖母から叩き込まれた最強の剣術『鬼哭流』と、触れた呪力を無に還す漆黒の特級呪具『阿修羅』があった。「ごちゃごちゃ理屈こね回すな。俺が全部、物理でぶった斬ったるわ!」口は悪いが弟想いの特級クラスの式神使いである姉・順華(じゅんか)や、個性豊かな京都校・東京校の仲間たち、そして虎杖悠仁や禪院真希ら原作の猛者たちと拳を交えながら、真尋はその極限の肉体で「呪い」という理不尽を次々とねじ伏せていく。しかし、その熱狂の裏で、かつて両親を惨殺して姿を消した実の兄・悠斗(ゆうと)が、呪詛師組織『禍蛇(かだ)』を率いて暗躍を始めていた。
「古い呪術界を更地に還す」という狂気のイデオロギーと、無限の再生を誇るおぞましい式神。
奪われた平家の遺産『崇徳院の呪縛符』を巡り、決して交わらない因縁の兄弟による、呪術界全土を巻き込む血みどろの最終決戦が幕を開ける!