あらすじ

朝井 夏樹(あさい なつき)は、同じマンションの真上に住む幼馴染・井原(いはら) めぐみに、十年近くも片思いをしている。 周囲からは「落ち着いている」「大人っぽい」と思われている夏樹だが、その内面はめぐみのことで頭がいっぱい。彼女のちょっとした言動にいちいち脳内会議で大騒ぎしては一喜一憂する、重度の『めぐみ至上主義』だった。 一方のめぐみは、誰にでも人懐っこい「人類みな大好き・平和主義」タイプ。また鈍感でもあり、夏樹の必死なアピールはことごとく肩透かしをくらっていた。 そんなめぐみ自身の難攻不落さや周囲の牽制もあり、中学三年までは無風状態が続いていたが、高校一年になり、数年ぶりに同じクラスの前後席になったことで事態は一変する。 お互いに想いを寄せるライバルたちの登場により、十年近く止まっていた二人の関係が急速に動き出す——! どうしても彼女を諦めきれない夏樹だが、これまでに二度、勘違いからの盛大な失恋(と思っている)を経験しているため、「三度目の失恋」だけはどうしても回避したく、慎重で臆病になっていた。 しかし、必死すぎる夏樹は気づいていなかった。めぐみの方もまた、二度の小さな痛みを抱えていることに……!? 笑えるくらい絶妙にすれ違う、両片思いの二人。 切実な告白を経て、ついにその想いが実ったとき——夏樹の重すぎる愛情と独占欲は限界を突破する! 毎日アップデートされる「好き」の気持ち。 これは、不器用な二人が無事に三度目の失恋を回避し、ずっと手を繋いで歩いていくまでの、じれったくてキュンとする恋愛ストーリー。 ◆ 夏樹視点とめぐみ視点が交互に交差しながら進みます。 ◆ 想いが通じ合ってからの糖度は非常に高めです。

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カクヨム
カクヨム2026/03/24
  • 現在の作品幼馴染への三度目の失恋を回避したい【完結】