あらすじ
松之下高校の朝礼。一千人の生徒の視線は、太陽光を乱反射させる校長の頭頂部に釘付けだった。
「おめでとう! 今私をハゲと呼んだ君たちに、ハゲポイントを付与します!」
突如として始まった、全教師がレッドカードを突きつける狂気のポイント制。善行を積めば「ハゲ・ナイト」として公開処刑され、悪態をつけば「ぶれまくりのイッヌの写真」を贈呈される。
――だが、この滑稽なまでの輝きの裏には、交通事故で亡くした愛息・輝幸(てるゆき)への、不器用で切ない誓いが隠されていた。
「おにぎり(聖遺物)」の作者が贈る、笑いと涙のハゲ・エンターテインメント、開幕。