あらすじ
狛江銀(こまえぎん)の通う高校には一匹狼の大狼こがね(おおかみ)という生徒が居る。
整った容姿に、クールな性格から彼女はクラスメイト達からは少し距離を置かれていた。
何でもない日の昼休み、いつものように狛江銀が菓子パン片手に武道場の裏のベンチで昼食をとっていると、そんな大狼こがねの本性を知ってしまう。
彼女は孤高の一匹狼ではなく、普通に友達がおらず、焦ると失礼な言葉がこぼれてしまうから喋らないようにしていたら、クール系と思われていただけのポンコツロンリーウルフちゃんだったのだ。
彼女の友達作りに銀も巻き込まれていくうちに、銀の周りには大狼さん以外にも個性的な面子が集まっていくこととなる。
友達がいない者たちが集まった所で、友達になれるかどうかはまた違う話で。
銀と大狼さんもまた、友達か?と言われると微妙な関係のままで、けれども確かに少しずつ二人の仲は深まっていく。
諦めの早い狛江銀と諦めの悪かった大狼こがね。
これは、そんな二人の名前の付かない関係の話。