あらすじ
「貴方のその寂しがり屋な魔力を、私がすべて受け止めます」
魔力を吸い尽くし、周囲を破滅させる「魔力枯渇症」の王太子・ゼノス。
黒い岩の城に幽閉された孤独な暴君の元へ、新しい『調律師』として送り込まれたのは、没落貴族の青年・エルだった。
触れれば命を削られる、狂おしいほどの魔力。
だが、エルは唯一、ゼノスの闇を銀の光で包み込める「器」の持ち主。
「エル……お前を、私の番として刻み込みたい」
支配か、服従か。それとも救済か。
王都からの抹殺命令が下る中、二人が選んだのは、魂さえも一つに溶け合わせる禁忌の覚醒だった。
異世界を舞台に描かれる、孤独な王と美しき器の、鮮烈なロマファンBL。