あらすじ

高度に最適化された社会。 人間の感情も行動も、すべて数値で管理されている。 社会システム考証学者である「私」は、 生産性を失った人間が収容される施設を調査する。 そこで出会ったのは、言葉を失った男女だった。 女はノートに「空が青い」と書く。 男は「ほんとうにそうだね」と返す。 ただ、それだけのやり取り。 しかも、それは何度も繰り返される。 記憶を保てない彼女と、 それを知りながら応じ続ける彼。 非効率で、無意味なはずのその行為は、 やがて一つの結論にたどり着く。 ――それは「幸福」である、と。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/03/24
  • 現在の作品“空が青い”を、何度でも