あらすじ

ごくごく近未来。 Googleで検索するのが当たり前なように、画像が必要ならAIで生成するのが当たり前になった時代。「絵を描いてほしい」と人に頼むことは、「検索してほしい」と人に頼むのと同じくらい——ちょっと変な行動になっていた。 絵が下手な女子高生・由奈は、小説の表紙イラストを頼んだ。返ってきたのは四文字。 「ジェミれ、カス」 意味すらわからなかった。調べてやっと知る。AIで画像を生成するのが当たり前の時代に、由奈だけが取り残されていた。 ならばジェミろう。そう思った。 思い通りの絵は、出なかった。 何十回試しても、出てくるのは「なんか違う女の子」ばかり。何が違うのかも、言葉にならない。 その答えは、あの四文字を言い放った少女が持っていた。 でも彼女が教えてくれたのは、プロンプトの書き方ではなかった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/24
  • 現在の作品「ジェミれ、カス」