あらすじ
「仕方ないやろ。やるしかない。……やるしかないんや」
都心にそびえ立つ、不気味なほど真っ白な建物。そこへ吸い込まれていく政治家たちの謎を追うため、スパイのみなみとリーダーの隼人、そして高校生コンビのかけるとまなは潜入を試みる。
白い階段の先に待ち受けていたのは、異世界の「山」だった。出口を塞ぐ光の円を解除するため、天才的な分析能力を持つかけるとまなが導き出した答え……それは、あまりにも濃厚な「キス」だった。
任務完遂のため、理性の限界に挑む隼人と、どこまでも真っ直ぐで天然なみなみ。二人の想いが交錯する、十数年前の記憶から呼び覚まされた緊迫と笑いのスパイ・ロマンス!
【登場人物設定】
みなみ(主人公/23歳):潜入工作員。一流のスパイだが、恋愛に関しては驚くほど疎い「天然」の頂点。
隼人(リーダー/28歳):チームを束ねる冷徹なリーダー。みなみに密かな想いを抱き、今回の任務で理性を試される。
かける(17歳):分析官。数学的・直感的な分析が得意な天才高校生。
まな(17歳):情報収集担当。かけるの同級生で、チームを支えるしっかり者