あらすじ
世界中に「ダンジョン」が出現し、固有の「ジョブ」と「スキル」が人生を左右する時代。
高校生の黄山彰人(きやま あきと)が授かったのは、戦闘能力皆無の不遇ジョブ『果物屋』、そしてただのバナナを一本取り出すだけの最弱スキル**『バナナ召喚』**だった。
周囲が派手な魔法や剣技でランクを上げる中、義理堅くもマイペースな彰人は、「せっかく出せるんだから」と毎日魔力が枯渇するまでバナナを召喚し続けた。近所の老人ホームに配り、スーパーに卸し、時にはおやつとして完食する。そんな奇妙な放課後を繰り返すこと数年――召喚総数が「1億本」を突破したその日、スキルは臨界点を超え、**ユニークスキル『ピコピコバナナ召喚』**へと究極進化を遂げる。
新しく召喚されたのは、身長180cm、彫刻のような筋肉を誇り、アスリートの如きフォームで音速移動する、意思を持った「バナナの軍団」だった!
これは、悪ふざけと優しさを履き違えたバナナ軍団と、彼らを雑に、かつ情深く操る少年が、自覚のないまま世界の常識をピコピコと塗り替えていく物語。
※近況ノートにピコバナのイメージ画像を載せときます