あらすじ
片桐 桜雪(かたぎりさゆき)には付き合って四年、同棲して二年の恋人がいる。自分に合わせてくれる彼とは、足りないものを補完しあう関係。その時間は穏やかで、これから先もずっと続くはず──と思っていたのに、桜雪は突然別れを切り出されてしまう。
実家にも帰れず、頼れる親友も彼氏と同棲中……行くあてもない桜雪に「じゃあ、俺ん家来る?」と手を差し伸べたのは、久しぶりに会う元彼の日下部燈埜(くさかべとうや)だった。
高校三年の冬に別れて以来、燈埜とは二度と会うこともなければ、関わることもないと思っていた桜雪。
燈埜との同居生活は、危険と誘惑がいっぱいで──
過去をたぐりよせて、ふたりの正解を紡いでいくお話。