あらすじ

京都の路地裏にある老舗蕎麦屋「芭蕉庵」では、毎週火曜日の午後二時になると、二人の老人が将棋を指しに来る。 五十年間一度も勝てない男と、五十年間一言も余計なことを言わない男。 三代目店主の研吾は、店の老朽化でその席をなくさなければならない日が来ることを、どうしても二人に告げられずにいた。 リフォームを終えた店に、それでも二人は火曜日にやって来る。 席が変わっても、将棋盤はある。蕎麦はある。ただそれだけで、十分だった。

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エブリスタ2026/03/23
  • 現在の作品火曜日の将棋盤