あらすじ
再会は、たった一杯のハチミツティーみたいだった。
甘くて、あたたかくて――
気づいたときには、もう抜け出せない。
中学時代、突然いなくなった彼女。
時間は過ぎて、互いに大人になって、
“もう関係ないはず”だったのに。
同じ職場で再会した瞬間、
止まっていたはずの何かが、動き出す。
近づいたり、離れたり。
触れそうで、触れない距離。
優しさで誤魔化して、
言葉を飲み込んで、
それでも――
「離れたくない」
その一言が、すべてを変えてしまう。
甘さは、あとから効いてくる。
これはきっと、ただの再会じゃない。
選ぶのは――
ハニーの効果に溺れるか、
それとも、抗うか。