あらすじ

80年前に起きた人間と人狼側、さらに複数の種族を巻き込んだ大種族戦争は、人間の列強国であった”日帝”による勝利で終結した。戦争のさなか、”西京大虐殺事件”により多くの人狼が殺害され、人狼は絶滅の危機に追い込まれる。彼らは戦後、日帝が外地に設けた人狼保護区での閉鎖的な生活を余儀なくされた。狩りを禁止され、コンクリートの壁の中で人工培養肉を与えられ続けられるだけの人生。その不自由な生活から抜け出すため、毎年数百人の人狼たちが保護区から抜け出し、外地から内地への不法侵入を繰り返していた。そんな人狼たちを見つけ出し、逮捕、強制送還、場合によっては緊急処理の仕事を担当するのが内閣府直属:公安局の人狼捜査本部であった。その中でも捜査第一課は日帝の首都、大都会東京を管轄とする、選りすぐりのエリート集団であった。そこに所属する金本健――彼はわずか0.00001%の確率でしか産まれない人狼と人間のハーフであった。公安内で期待のルーキーとして見られる反面、人狼の血を引き継ぐ金本は偏見の目に晒されていた。人間と人狼。本来相容れない種族との間に産まれた彼は、自らの呪われた運命を切り開くため、人狼捜査官として今日も抗い続けるのであった。 そんな中、ある人狼事件に巻き込まれたことで、金本の人生は大きく狂うことになる。 自分は人間なのか、人狼なのか。 なんのために産まれ、死ぬのか。 目を逸らし続けたその現実に直面していく。 さあ、踊れ!人狼捜査官たちよ!

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カクヨム
カクヨム2026/03/23
  • 現在の作品踊れ人狼捜査官