あらすじ
1990年、北海道・十勝。
パソコン通信とレトロゲームを愛する平凡な高校生・中本智(ナカモト サトシ)の日常は、空間が凍りつく異変と共に崩れ去った。
襲い来るのは、未来のテクノロジーで武装した正体不明の暗殺者。
絶体絶命の智を救ったのは、巨大な氷の鎌を振るう銀髪碧眼のアンドロイド「シエラ」だった。
「対象・中本智。歴史保護プロトコルを実行します」
無感情な彼女は告げる。智こそが、未来の超高度AI社会の基盤となるシステム――『ビットコイン』の創造主であり、AIに支配された未来を憂うレジスタンスから命を狙われているのだと。
俺が、未来のディストピアの元凶……?
困惑しつつも、智を「保護対象」として同居を始めるシエラ。極寒の北海道で豚丼の熱量計算にバグを起こす無感情なAIとの、奇妙で非論理的な日常が幕を開ける。
だが、刺客たちの「ハイパーインフレ」や「データ改ざん」の異能が容赦なく2人に襲いかかる。
ポンコツな1990年の電話回線と、智の「非合理的な直感(バグ)」、そしてシエラの「絶対零度の防壁」。ローテクとハイテクが交差するとき、歴史の特異点(シンギュラリティ)が起動する!
『灼眼のシャナ』的ボーイミーツガール×『ターミネーター』的タイムパラドックス!
のちの「サトシ・ナカモト」となる少年が、自由な未来を勝ち取るためのサイバーパンク・アクション、堂々開幕!