あらすじ
ダンジョンを中心に発展した王都トーキョー。
人々は冒険者として潜り、得た報酬で生計を立てていた。
しかし、駆け出し冒険者ロヒトは実力不足からパーティを追放されてしまう。
自分には何もない——そう思い知らされ、数日間を無為に過ごすロヒト。
そんな彼を見かねた友人ユジーンに連れられ、訪れたのは“キャバクラ”だった。
そこで出会ったのは、三つ編みのおさげが特徴のキャスト嬢。
優しく、まっすぐに話を聞いてくれる彼女に、ロヒトは初めて「認められる」感覚を知る。
——「頑張ってる人、好きですよ」
その一言が、彼の心を変えた。
ただ生きるためではなく、
“彼女に会うため”にダンジョンへ再び潜ることを決意するロヒト。
これは、最底辺の冒険者が
「稼ぐために強くなり」、やがて「誰かのために強くなる」までの物語。