あらすじ
江戸、深川の剣術道場で塾頭(じゅくとう)を務める、白皙(はくせき)の剣士・鈴木大蔵(すずきおおくら)。
幕末の動乱を余所に、平穏な日常を送る大蔵のまえに、
ある日、彼の過去を知る剣客が現れる。
静かに竹刀を構える大蔵(おおくら)の脳裏には、過去に起きた惨劇の記憶が呼び覚まされていった。
美女と見紛うその姿の奥に隠された秘密。
やがて過去の因縁は、彼を開港地「横浜」へと導いていく。
新選組ファンのみなさんが大、大、大嫌いな(決めつけ)伊東甲子太郎を主役にした新選組外伝です。
といっても、彼の|知られざる一面《ライトサイド》に焦点を当てるわけでもなく、敢えてお馴染(なじ)みの悪役キャラを踏襲(とうしゅう)した、ピカレスク的黒歴史小説です。
そんなわけでこの物語は、色々盛ったり改変したり、一応ある程度は調べて書いてますが、いかんせん素人なので、時代考証の精度についてはご容赦ください。