あらすじ

志亀高校美術部の部員はたったの四人だけ。しかし男子だけの部員たちはみんな仲がいい。──少なくとも、表面上は。  二年生はおっとりとした朱堂那月《すどうなつき》と、しっかり者の白崎彰良《しろさきあきら》、お調子者の黒川芙雪《くろかわふゆき》の三人で、一年生は端正な顔立ちの灰東千遥《かいどうちはる》だけ。春前までは三年生もいたのだが、親の離婚が原因で転校していったのだという。 「きっとその三年生とも仲が良かったんでしょうね」  にっこりと微笑む千遥に、二年生たちはほんの一瞬、微妙な表情を見せるのだった。  彼らがそれぞれ抱える、描くことへの苦悩やコンプレックス──それから、誰にも打ち明けられない真っ赤に染まった秘密。  絵筆を握り続けた先であらわになる過去の真実。そして彼らがたどり着いた未来とは? 美術室で巻き起こる青春ミステリー。

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エブリスタ
エブリスタ2022/09/09
  • 現在の作品彩色の四季に