あらすじ
【 月水金更新 (時間不定期) 】
世界には、目に見えない "扉" が存在する。
それは災厄、歴史、感情――あらゆるものを封じた、世界の裏側。
扉が見えるのは、"音に祝福された者" だけ。
そして開閉できるのは、"音を鍵とする者" だけ。
スリとして生きてきた少年・ハルは、
封印を管理する少女・ミレイと出会い、
放浪楽団《鍵守り》として旅に出る。
砂漠に眠る水の都。
滅びた王国の閉ざされた時間。
魔物から奪われた感情――
音で扉を開き、世界を救っていく二人。
だがそのたびに、"封印" は確実に減っていく。
一方で、封印そのものを否定し、
すべての扉を開こうとする敵対組織《断章楽団》が動き出す。
彼らの目的はただ一つ――
「最後の扉」を開き、世界の真実を暴くこと。
仲間が増えるほど、音は強くなる。
音が強くなるほど、世界の均衡は崩れていく。
そしてやがて、ハルとミレイは知る。
封印とは何か。
守るべきものは何か。
そして――
最後の扉の向こうにある "真実" が、
世界を救うのか、それとも終わらせるのかを。