あらすじ
……これ、ただの護衛任務なんだよな?
俺、リゲル・ノワールの家には、とある秘密がある。
それは、代々"暗殺"を裏稼業としていることだ。
そして俺自身も、歴代でも屈指の逸材と呼ばれる最強の暗殺者。
……そんな俺が今、何をしているかというと。
令嬢の護衛として、学園に通わされている。
別にそれ自体はいい。護衛なんて楽な仕事だ。
……護衛“だけ”で済むならな。
現実は違った。
地獄のような訓練を課され、
ダンジョン実習や武道大会にまで駆り出され、
その度に目立つ羽目になる。
俺は護衛だ。
護衛以上のことをするつもりはない。
……ないはずなんだが。
俺はただ、目立たずに生きたいだけなんだがな……。