あらすじ
ずっと隠されていたこと。
それを知らなければ、真の意味で情報チームの『背負いの義務』を果たせたとは言えないと思った。
だから俺は禁を破り、保全チームの奥深くに安置されていた“それ”に触れた。
瞬間、俺の脳には、本来持ち得ないはずの––––しかし確かに自分自身の––––記憶がなだれ込んだ。
目から、鼻から、血がボタボタ流れ落ちている。
脳が直接焼かれているような激痛。
次いで、侵入警報を聞いて駆けつけた誰かの影と、腹部の冷たさ。
すぐにそれは灼熱のような痛みを与え、頭痛が少し紛れた気がした。
焦った顔で駆け寄ったのは——ああ、視界が滲んで見えないや。
意識を失う間際、俺は真実を理解し、そして––––知らなければ良かったと、心の底から思った。
様々な異能力や、不思議な力を持った物品——エンテレケイアの脅威がある世界で、平和を守るため活動する秩序維持機関『英雄庭』
幸一は幼い頃からそこに所属する腕利きの調査員だったが、ある大事件を起こし、長い間昏睡状態に陥っていた。厳重な罰を受けるはずだった彼は、稀有な異能力を持つため処罰を免れている。再び調査員として忠実に職務を全うすれば無罪放免——しかし彼は事件のショックで記憶をほとんど失ってしまっていた。
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現在制作中のノベルゲームと同じ主人公の、少し違った世界線のお話です。
カスタマイズされた近未来的な世界感で、異能などが実在します。
ブロマンス、ロマンシス程度の関係が登場します。
※3L好む人間が書いていますので、そのように見える/展開によってそのように発展する可能性があります。
グロテスクな表現、好ましくない思想を持つキャラクターの登場が考えられます。