あらすじ
練香作りが得意で歌を詠むのが苦手な平安女子・内裏勤めの月夜(つきよ)には許婚を亡くした過去がある。本気の恋はもうできない、遊ぶだけでいいと、恋人をとっかえひっかえしつつも平和な日々だったが、恋人のひとりだった三条の宮(さんじょうのみや)が本気になってしまう。言い寄ってくる彼すら相手にしていなかった月夜だが、そんな折に幼馴染の俊延(としのぶ)の告白を受け……。本当は誰を好きなのか、一体何から逃げていたのか、人生を甘く見ていたことに後悔する月夜。やっといろんなことに気がつけたのに、もう間に合わないの……? 運命には従うべき……? 一生忘れられない人がいても、幸せを探していいのかな……。忘れじの平安恋物語。※こちらの作品にはイラストが収録されていません。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)