あらすじ

符術師レンレンは立ち寄った町で一匹の猫と出会う。 その尻尾は、先っちょから女性の手で一握りしたあたりで上を向いて折れ曲がり、その形状は『レ点』のように鋭角だった。 「な、何よんそれぇ!変よ、変!」 猫を指さして大笑いをする。 「しっぽ、変!変な奴ぅ!」 生まれつきの有様なのか――。 「ねえ――」 我関せずといった様子で、その場を去ろうとする猫の後ろ姿に、ひとしきり笑っていたレンレンがぱたりと笑いを止め声をかける。 「ねえ、あんた、『焼き蛤』たべない?」 そう言った彼女の口元が三日月をつくった――。 港町。 竜宮町で展開する恐ろしい企みを、レンレンは阻止することが出来るのか。 鬼追師の姫緒シリーズ第三弾。 今度は符術師レンレンが主役の番外編!

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小説を読もう2026/03/22
  • 現在の作品鬼追師の姫緒外伝 悪夢の降る町