あらすじ
アメリカが“世界の警察”をやめた日、世界は静かに戦争へと戻った。
宣戦布告なき衝突、見えない敵、終わらない報復――それは「戦争」と呼ばれない戦争だった。
元外交官の主人公は、かつて敵国の医師である恋人を戦火で失っている。
「もう誰も失いたくない」――その想いだけを胸に、崩壊していく世界を見つめていた。
そんな中、歴史上の偉人たちが現代に出現する。
織田信長、ガンディー、そして次々と現れる“戦争を知り尽くした者たち”。
だが彼らの答えは一つではなかった。
「壊して終わらせる」信長と、「非暴力で止める」ガンディー。
正義と正義が衝突する中、主人公は“第三の道”を模索する。
これは、戦争に勝つ物語ではない。
戦争を終わらせるための物語だ。