あらすじ

居酒屋で出会った大和と葵。 惹かれたのは、葵だけではなかった。 けれど、大和には妻がいた。 2人は気づかないふりをして、 胸の奥に灯った小さな光をそっと隠した。 大和の妻・美咲が乳がんを患っていると知り、 葵は想いを断ち切るように店を去る。 その直後、美咲は静かに息を引き取り、 大和はすべてを抱えたまま、雪の季節の北海道へ消えた。 葵への想いごと、深く胸に沈めて。 一方、葵も母の乳がんという同じ痛みに直面し、 誰かを愛しても、心の奥には “大和に触れられなかった日々”が影のように残り続けた。 大和もまた、葵の笑顔を思い出すたび、 胸の奥で消えない灯りが静かに揺れていた。 互いを知らぬまま20年。 すれ違い続けた2つの人生は、 もう交わらないはずだった。 交わってはいけないと、ずっと思い込んでいた。 それでも—— 雪の季節が巡るたび、 遠く離れた場所で、 同じ灯りが2人の心を照らしていた。 まるで、見えない糸が静かに引き寄せるように。 運命は、 長い冬を越えた2つの影を、 再び同じ場所へ導こうとしていた。 #毎日更新中

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エブリスタ
エブリスタ2026/03/21
  • 現在の作品20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする