あらすじ

深夜二時、東京の小さな稲荷神社。 御神木の前で、まったく接点のない二人の女が鉢合わせた。手に握っていたのは、同じ名前を書いた藁人形だった。 呪いを打てないまま石段に並んだ二人は、言葉少なに話すうちに、自分が本当は誰を憎んでいたのかを、そっと知ってしまう。 夜明け前、二つの藁人形は土に還った。呪いは果たされなかった。それでも二人は、来た時より少しだけ軽くなって、それぞれの帰り道へ歩いていった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2026/03/21
  • 現在の作品先に呪わせてください