あらすじ

一万人の死者を出したシュタイマルクの大火災。魔術の暴発によって起きたとされるこの惨事、犯人として捕らえられたのはたった十五歳の少女だった。 投獄から五年のときがたったある日、彼女の前に若き新王が現れる。王は大火の魔女と呼ばれる彼女の本性を見抜いていた。 「お前はおれと同じだ。人がたくさん死ぬところを見たいのだろう?」 王は魔女を戦場に解き放った。シュタイマルクのように、戦場を火の海に変えさせてやる、といって。 彼女は命じられた通り、牢の中で五年かけて作り上げた最高傑作の魔術を戦場に放った。 世界で最も美しく、優しい魔術を。 (くそ主人にむちゃな仕事を負わされた結果大罪人となってしまった魔女の話です) (がんばったけど限界だった女の子の話です) (貧しさに負けず妹弟を育てようとしたお姉ちゃんの話です) (そんな彼女のがんばりを知って、報われてほしいと心から願った青年の話です)

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小説を読もう2024/12/13
  • 現在の作品カーミラはもう少しだけがんばることにした