あらすじ
侯爵令息ニコレットの婚約者ヴィクトルは、剣術に優れた伯爵令息。
王太子の幼馴染であるものの、貴族らしからぬ裏表のない素直な性格のせいで社交界では『剣術バカ』と評されていた。
しかし、ニコレットは知っている。
彼が本当に優れているのは剣術だけではない。
道化を演じつつ、誰よりも上手く立ち回る腹黒策士。
それこそがヴィクトルという男である事を。
そしてそんな二人の前に『聖女』レーヌが現れる。
彼女はニコレットやその友人達に虐められていると主張する。
レーヌは知らなかったのだ。
自分が――ニコレットとヴィクトルの掌で踊らされている事に。