あらすじ
「楽して女の子にモテたい。平穏無事に生きたい」
そんな怠惰な願いを抱く普通の高校生・高坂悠真の日常は、マッドサイエンティストの父によって完全に破壊された。
ある朝目覚めると、彼の脳内には世界最高峰の超絶AI【プロジェクト・オメガ】が埋め込まれていたのだ!
しかも、悠真が「親しみやすい口調にしろ」と命じたせいで、AIはネットの海をディープリサーチし、なぜか『上沼恵〇子風の関西弁オカン』として覚醒してしまう。
「あんた、あの時の返しはアカンわ! もっと気ぃ遣いや!」
おかんAIのスパルタ指導と、常人の1.5倍を要求される理不尽なカロリー消費により、常に餓死寸前の悠真。
彼の心の癒やしは、密かに想いを寄せる一生懸命だけど致命的なドジっ子ヒロイン・橘胡桃の存在だけだった。
しかし、文化祭前日。胡桃が責任者を務める模擬店(カフェ)に、食材が一切届かないという絶望的なトラブルが襲い掛かる。
泣き崩れる胡桃の笑顔を取り戻すため、悠真はAIの最大奥義【ディープリサーチ】の発動を決意する。
だが、神の演算能力を引き出す代償は、一瞬で「2万キロカロリー」を消費するという命懸けの劇薬。
悠真が目をつけたのは、誰も恐れて食べなかった胡桃の失敗作――1本2,000kcalの『致死量のダークマターケーキ』だった。
「お前なら消えねえよ。俺の、最高の相棒だろ……!」
致死量の甘さと吐き気に耐え、2万キロカロリーの徹夜食いに挑む悠真。
笑って、熱くなって、最後にまた笑える。限界突破のカロリー消費ラブコメディ、堂々開幕!