あらすじ
昭和45年、深い山に囲まれた霧ヶ峰村。
何の前触れもなく一夜にして村人たちが次々とプラスチックの人形と化し、 夜になるとカチカチと関節を鳴らしながら人を襲い始めた。
村の少年ミヅキと、幼馴染のヤエ。
十年前の事故で片足が不自由になったヤエを、
ミヅキは誰よりも強く守り続けてきた。
二人は高台の古民家を拠点に、祈祷杖と薙刀を手に、 村を覆う謎の結界と「人形の祟り」に立ち向かう。
しかし真相に近づくにつれ、
ヤエの体内に眠る巫女の血が静かに目覚め始め――。
これは、絶望と人形の村でたった二人の少年と少女が互いを守るために命を懸ける。
切なくも美しい愛の物語。