あらすじ
人の感情は、ときに“禍”となる。
憎しみ、執着、後悔――
それらが積み重なった果てに生まれる災厄《禍津ノ命》。
かつて一人の巫女が、そのすべてを封じるために命を捧げた。
しかし封印は完全ではなかった。
現代。
その巫女の魂を受け継ぐ少女、朝霧いろはは、前世の記憶を持たないまま“器”として狙われる存在となっていた。
彼女を守るのは、
過去を知る者たち――そして、かつて彼女を死へ追いやった青年。
再び巡る運命の中で問われるのは、
“誰かを救うために、誰かが犠牲になるしかないのか”
これは、終わらなかった封印と、選び直される運命の物語。