あらすじ

戦えない荷運び係のシオンは、村を守るためではなく、崩れた後に人を生かすための備えをしていた。 夜でも逃げ道がわかるよう旧道に青い布を結び、水を小分けにし、怪我人を運ぶためのソリと縄を整える。だがその備えは「逃げる準備だ」と嫌われ、シオンは村を追い出されてしまう。 その夜、雪解けで緩んだ山が崩れ、村は泥と岩に呑まれた。 追放されたはずのシオンは、誰も信じなかった青い布の道を頼りに村へ戻り、避難路を作り、怪我人を運び、混乱する人々を生かしていく。 これは、剣ではなく備えで命を救った荷運び係の物語。 夜に見失わないために結んだ青い布は、やがて村に残る“しるべ”になる。

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小説を読もう2026/03/21
  • 現在の作品『追放された荷運び係は、誰も信じなかった青い布の道で村を救った』