あらすじ

太郎は中型の雑種犬なので、近所の公園へ行っても可愛いとも言われなければお八つを貰えることもなかった。 子どもには怖がられることが多い。 清美はいつも哀れに思っていた。 もっちりとした太郎の短毛の背中を感じながら、背中合わせで眠る夜は、世の中にbback to backで拳銃を構えている気分であった。 清美にとって、生まれて初めての安らかな夜であった。 太郎は、清美の今生で唯一の相棒だったのである。

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小説を読もう2026/03/21
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