あらすじ

「君は都市で、僕はそれを守れなかった」 飢えと寒さに震える北方の小国ヴィンターガルド。 貧しい探索者の少年ナナハルトは、ある日、未踏の地下深くで古代都市エリュシオンへと落下する。 天蓋を流れる清浄なエーテルの光。 そして、都市そのものを管理する角のある少女、エリとの出会い。 ナナハルトが奏でるカリンバの音色は、感情を知らない少女の心を溶かし、二人は惹かれ合っていく。少年は飢える故郷を救うため、失われた地下の技術(魔法)を少しずつ地上へと持ち帰った。 それはすべて、純粋な善意だった。 だが、その技術は王国を強大な軍事国家へと変貌させ、やがて最愛の少女が眠る聖域を焼き払う侵攻の火種となってしまう。 英雄と称えられ騎士に上り詰めるほどに、彼女の命は削られていく。 世界を救うほどに、彼女の居場所は奪われていく。 これは、音を愛した一人の少年が世界を壊し、滅びゆく理想郷の中でたった一人の少女を愛し抜くまでの、千年を超える贖罪の記録。 ※第一部:理想郷の少女編、開幕。

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小説を読もう2026/03/21
  • 現在の作品君は都市で、僕はそれを守れなかった。少女を連れ出したら、王国の搾取が始まった【エリュシオンの鐘がうまれる日】