あらすじ
皇紀2685年(昭和100年)。
敗戦を回避したものの、狂気的な超能力(ギフテッド)開発と飢餓が支配するディストピアと化した、もう一つの日本。
そこから現代の北海道・十勝へと漂着した歴戦の軍人・北郷守(きたごう・まもる)は、この世界のあまりの豊かさに驚愕した。
真っ白な米、ハンバーガー、タピオカ。農家のギャル・結愛や財閥令嬢の撫子たちが笑い合う穏やかな日々。
そして何より――元の世界では栄養失調で苦しんでいた妹と同じ顔を持つ、健康で生意気な現代の「妹」、真奈の笑顔。
「ここが天国か……俺は、この平和な日常を絶対に守り抜く」
しかし、その平穏を脅かす影が迫る。
並行世界の豊かな資源を狙い、祖国の特務機関『白(ホワイト)』が最強の異能兵士たちを送り込んできたのだ。
炎を操る憲兵、絶対零度の魔女、遺伝子操作されたバケモノたち。圧倒的な超能力が現代日本を焼き尽くそうとする。
だが、彼らは知らなかった。
守るべき「家族」を見つけた男が、どれほど恐ろしい存在になるかを。
「異能だの魔法だの……気合いが足りんぞ、貴様らァッ!!」
守は自らの左目を代償にして、空間ごと敵を粉砕する「次元の力(バグ)」を開放。
昭和のド根性(物理)×次元干渉能力を宿したハンマーで、チート異能力者たちを正面から叩き潰す!