あらすじ

後宮を追い出されても困りませんわ。困るのは、明日から飢える帝都の方ですもの。 鳳麗華は瑛朝随一の名門・鳳家の一人娘にして、後宮第二位の貴妃だった。 だが政敵の偽証により廃妃を宣告され、後宮を追われる。 彼女の去り際の一言——「帝都の食卓が寂しくなりませんよう」は予言だった。 瑛朝の国土は百年前の大災で荒地と化し、まともに穀物が採れるのは鳳家の治める鳳凰領だけ。しかも収穫には鳳家秘伝の地養術が不可欠で、術を使えるのは麗華ただ一人。 帝都の備蓄は六ヶ月。 監視役として送り込まれた将軍・陸暁風が目にしたのは、廃妃が笑顔で帝国を兵糧攻めにする光景だった。 怒りが深いほど笑顔が優しくなる元貴妃と、不器用な武人の、食と知略の攻防戦が始まる。

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小説を読もう2026/03/21
  • 現在の作品廃妃にされた悪役令嬢、国の食糧を全て握っているので帝国が詰みました