あらすじ
ゴールドランクパーティ所属、S級ユニークスキル【無限重ねがけ】を持つインツェル・クラウンは、二十年共にいたパーティーを追放された。
もう何もしたくない、穏やかに暮らしたいと願うインツェルだったが、国はそれを許さない。
力があるのなら、人のために使え。使えないならば、危険人物として処分も辞さない、と。
もはや国に、世界に協力する理由が無かった。
むしろ、嫌いだった。
身体も心も穏やかとは程遠くに引き裂かれた。
もうどうでもいい。力を誇示して、目立ちまくって、パーティーにも国にも世界にも復讐してしまおうか。
そう思おうとしたのに、思う気力もなかった。
そんな中、ひょんなことから協力者を得たインツェルは、隠された住居を手に入れる。
世界へ復讐できる実力も、それほどの悲しみも、きっとある。
身体の疲労を回復したとき、インツェルはどう過ごすのか。
心の傷が治ったとき、インツェルは穏やかに暮らしたいと、願う事ができるのか。