あらすじ

「清少納言」は官職の名。 「なごん」は、世の人が呼びやすいように丸めた響き。 けれどその奥には、清原の娘としての、ほんまの名があった。 宮中の夜、ちひろに向かって初めて明かされる「なぎこ」という名。 それは、ただの呼び名の変更ではなく、役目や噂や借りものの名を脱ぎ捨て、ほんまの自分を手渡す、小さくも決定的な夜だった。 和泉式部が見守るなか、名ばかりの結婚、官職名に隠された違和、そして“観てもらったときにしか分からへん”ほんまの名のありかが、静かに語られてゆく。 やがてそれは、清原の娘・なぎこと、紀の流れをひくちひろとの、千年越しの恋のはじまりにもつながっていく

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カクヨム
カクヨム2026/03/20
  • 現在の作品【一話完結】なごんはなぜ、なぎこと名乗ったのか