あらすじ
2058年、日本。
ダンジョンはもはや“非日常”ではない。
危険度速報は天気予報と並び、
エーテル料金は電気代より安い。
子どもたちは魔導基礎アプリで宿題をこなし、
結界付きマンションが高級物件として売られている。
そんな時代の、ダンジョン管理公社総務課。
久我誠司(35歳・独身)の仕事は、
探索予算の管理と事故報告の処理。
戦うことはない。――表向きは。
だが彼は十年前、
第0層調査隊の生き残りだった。
若手探索者の危機、
海外勢力の干渉、
増え続ける“位相異常”。
そして、十年前に命を落とした調査隊長の妹・一ノ瀬みおとの再会。
彼女は第0層を目指すと言う。
世界を救うつもりはない。
英雄でもない。
それでも――
あの拭い切れない後悔だけは、もう二度と繰り返さない。
これは、
インフラ化したダンジョン社会の裏側で、
総務課に勤務する主人公が“もう一度だけ本気になる”物語。
※カクヨムでも投稿しております。
※序盤は日常回が多いです。徐々に主人公の過去とダンジョンが深く絡んできます。
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