あらすじ
ときは北宋時代、ところは首都・開封。
都で知らぬ者のないΩの名家、花家の末っ子・花 采琳(ホア ツァイリン)は絶望していた。
兄公認の非婚主義を貫き、一生家業の儒医と薬舗を手伝うつもりだったのに、突如その兄から結婚を言い渡されたのだ。
しかも相手は、景 文毅(ジン ウェンイー)。11歳年上の兄の学友にして、若き天才官吏のαである。
花 采琳の成人の儀式で、大人の証である字(あざな)を与え新たな人生を寿いでくれた人が、Ωの自分を妻に娶り、屋敷の奥深くに閉じ込めようとしている──。
出戻りのΩである兄の面子を立てつつ、どうにか円満に離婚する道を探そうと花 采琳は決意するが、この急な結婚には裏がありそうで……?