あらすじ
宰相家の令嬢・テリーナは今日、社交界の"断罪パーティー"に招待された。
呼ばれた時点で終わり——それが社交界の常識らしい。
でも彼女には、三年間ひそかに集め続けてきた「あるもの」がある。前世の記憶——週刊誌の政治スクープ記者。そして一度見た書類も聞いた言葉も一字一句忘れない、奇妙な才能。
断罪を待つよりも、先に動けばいいだけでは?
月曜から五日間。彼女は社交界・商人・瓦版屋を静かに、鮮やかに動かしていく。剣も魔法も使わず、ただ「本当のこと」だけを流して。
そして公聴会の傍聴席で、ある男と出会う。