あらすじ

東芝悟、三十二歳、無職。実家暮らし。趣味は将棋とオルカンの基準価額ウォッチング。 小学校時代の同級生・宙野光司は、大企業勤務、新築の家、妻子持ち。何もかも持っている男。そんな光司のホームパーティーに母親に連れられて出席した悟は、ひたすら寿司を食べ、光司の嘘を一言で暴き、場を凍らせて帰ってきた。 数日後、光司が死んだ。 逮捕されたのは、悟の友人「むっつん」だった。 嘘をつけない男が「わたしがやりました」と言った。警察はそれを自白として処理した。前科あり。社会的信用なし。コミュ障。完璧な犯人の出来上がりだ。 でも僕は知っている。あいつは嘘がつけない。だからこそ、その言葉の意味は、警察が受け取った意味とは違う。 僕は探偵じゃない。そんな資格もない。そもそも職もない。 でも、そんなことはどうだっていい。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/20
  • 現在の作品クロノバトラーズ殺し