あらすじ

「お前が死ぬなら、俺が世界ごと敵に回る」——元聖騎士の魔王、千年越しの独占欲。 崖から身を投げた聖女を拾ったのは、人類の敵たる魔王でした。 ◆ リーリエ(聖女) 穏やかで、淡々としていて、とても死にたがり。 「聖女」の称号の裏に隠された真実を知る、歴代最後の聖女。 ◆ カイン(魔王) 怖い顔。不器用。数百年ぶりに人と暮らす。 かつて「聖騎士」と呼ばれた男が「魔王」と呼ばれるようになった理由——それは、救えなかった一人の聖女。  崖の縁に立つ少女は、微笑んでいた。  風が白い髪を攫う。眼下には底の見えない渓谷。彼女の足元には、何の躊躇いもなかった。 「——掴め」  その手が伸びたのは、落下が始まった後だった。 「離して」 「断る」 「……どうして」 「お前が死ぬと世界が終わる」  魔王は、聖女を崖から引きずり上げた。 「だから俺の隣にいろ。死にたくなったら俺に言え。止めてやる」 溺愛&コメディの日常パートと、教会の陰謀・歴代聖女の秘密に迫るシリアスパートが交互に展開。毎日更新。

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カクヨム
カクヨム2026/03/20
  • 現在の作品魔王は死にたがりの聖女を拾い、今日も溺愛で生かしにかかる