あらすじ
【才能ゼロ】の烙印を押され、孤児院を追放された10歳の少年、ルト。
魔獣の這い寄る森に捨てられ、死を覚悟した彼を救ったのは——大陸最強と呼ばれるワケありの女性たちだった。
「この子は私の弟子だ。……絶対に捨てない」
寡黙で不器用な【剣聖】。
笑顔の裏に狂気を秘めた【大魔導師】。
影から距離3メートルで見守る【元暗殺者】。
愛が重すぎるヤンデレ【元聖女】。
才能なんて一切関係ない。
ただ「ありがとう」と笑ってくれるルトの存在に救われた四人は、全員が『この子こそ私の一番弟子!』と主張して譲らない。
かわいがられて、甘やかされて、時々怒られて。
最強のお姉さんたちから四人分の愛情(と過酷な特訓)を受けて、ルトは少しずつ成長していく。
けれど、誰も知らなかった。
無刻のはずのルトの身体に、世界を揺るがす神の才能【始原の刻印】が眠っていることを。
そして——彼を捨てた世界が、その才能を求めて再び牙を剥くことを。
「僕の姉さんたちを傷つけるなら、僕が相手になります」
これは、才能を持たずに捨てられた少年が、最強の師匠たちに愛され、やがて彼女たちを守る最強の存在へと至るまでの物語。