あらすじ
「君のアイデアという原石を、僕が磨いてあげた」
夫はいつも穏やかな笑顔で、私の血の滲むような努力と手柄を横取りする。
さらに「視野が狭い」とマウントを取られ、愛嬌だけの専属秘書である彼の幼馴染みからは「女を捨てて可哀想」と哀れまれる日々。
ある日、秘書のミスで莫大な損害が出たのに「君のマネジメント不足だ」と夫から理不尽に責任転嫁された瞬間、私の心は氷点下まで冷めきった。
離縁届を残して実家の商会に戻った私は、技術を活かしてブランドを立ち上げ、大成功を手にする。
一方、私の技術の結晶を「簡単な作業」と侮っていた夫の商会は、泥水のような粗悪品しか作れず崩壊していく。
今さら「君が必要だ」と泣きついてきても、もう遅いです。