あらすじ
三つの大陸が均衡を保つ世界で、神の血を引く神聖帝ルシオンは即位以前の記憶を失ったまま玉座に座っていた。
一方、敵国ラグナ連合の将軍カイルは前世の記憶を持ったまま転生し、かつて自分を捨てた皇太子を探し続けていた。
二人は前世で禁じられた番の契りを結んだ存在だった。
神殿の命により引き裂かれ、世界を守るために別れを選んだ過去――しかしその選択は世界の崩壊を招き、時は何度も巻き戻されていた。
再び出会った瞬間、封じられていた記憶と刻印が目覚め、世界の均衡が崩れ始める。
神殿は二人を引き離そうとするが、今度こそ互いを選ぶと決めたルシオンとカイルは、神の定めた運命に抗い、繰り返される世界そのものを終わらせる決断をする。
これは、何度生まれ変わっても惹かれ合う二人が、
世界か愛かという選択の果てに、ついに互いを選び取るまでの物語。