あらすじ
十六歳の誕生日――
私は婚約者・亮介の家で、両親や親族が見守る中、ろうそくを吹き消した。
その瞬間、彼は冷たい声で言った。
「やっぱり、お前は俺の隣に立つには相応しくないな」
二年間、私は彼の理想に合わせ、自分を押し殺してきた。
笑うことも、輝くことも、自由に挑戦することも許されず、ただ彼の「理想の婚約者」であることを強いられていた――。
でも、その日を境に、すべてが変わった。
婚約解消。それは、私が誰の所有物でもなくなった瞬間。
自由になった私は、思い切り笑い、好きな服を着て、学業も部活も全力で楽しむ。
そして誰よりも自分自身の人生を生き始める。
過去の鎖を断ち切った少女の、やりたい放題の青春ストーリー。
これは、誰かの枠に収まらず、自分らしく輝くための物語――。